子どもたちの力(2008年01月01日)

前田 麻希 (マエダ マキ)
総合政策学部国際政策文化学科
第45回「昭島子ども放送局~昭島市産業まつり~」TA

今回の昭島子ども放送局に、私はTA(Teaching Assistant)として参加した。TAとは、子どもたちが映像制作をするサポート役を担っている。TA初挑戦の私にとっては、何をやるのか、どのように子どもたちに教えるのかイメージできておらず、全てが手探り状態だった。
 昨年の産業まつりの映像を参考に、自分なりの構成表を練って、準備は万全に整えた。しかし、あくまで実際は本番にかかっていたため、当日は色々と困難尽くしだった。
主役は「子どもたち」であり、私たちはあくまでもサポート役である。そのため、撮影当日の祭りの様子を伺いながら子どもたちと話し合い、演出や構成を即座に練り直した。そして、取材者に撮影許可を頂き、取材項目を確認してから撮影に臨んだ。これらの作業を繰り返しているうちに、かなりの時間を費やしてしまい、効率的に撮影が進まなかった。私たちTAは、子どもたちと取材相手との意の思疎通をスムーズに図ることが重要である。しかし、自分が相手に何を伝えたいのか、相手から何を聞きたいのか、言葉のキャッチボールをこなすのは想像以上に難しく、自分の中で、もどかしい気持ちが膨れていった。
そのせいもあり、私自身が焦ってしまい、戸惑うことが多々あった。しかし、そのような時には、先輩たちがすかさず私のフォローをしてくださり、最終的には無事に撮影を終えることができた。
 帰路に着き、産業まつりで撮影したビデオテープを確認した。きちんと撮れているか、ひとつの作品にすることができるのか、様々な不安を抱きながら子どもたちのインタビューの様子を確認していたはずなのに、気づけば自分も一視聴者として、画面のなかにいる子どもたちの表情やリアクションに魅了されていた。その日ずっと抱えていた私の不安と疲労を、一気に吹き飛ばしてくれたのである。純粋無垢な子どもたちには、そんな不思議な力が備わっているのだと感じた。
今回のTAを通して、伝えることや教えることの難しさを痛感した。また、私が困り果てた時に支えてくれた先輩、笑顔を絶やすことなく撮影に臨んでくれた子どもたち、そして色々と協力してくれたゼミの仲間には、感謝してもしきれない。
私だけでは、もちろん「子ども放送局」は作ることができない。子どもがいて、仲間がいたからこそ、今回のプロジェクトは成功したのだ。
今回の活動で、改めて仲間の大切さを感じることができた。これが、私がTAをした意義であると思う。(995字)

投稿者 webmaster : 2008年01月01日 00:00|

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