「多摩探検隊」制作を通じて得たもの(2004年05月03日)

降旗 翔子 (フリハタ ショウコ)
文学部社会学科社会情報学コース
「多摩探検隊」第1回番組プロデューサー


今年の三、四月の二ヶ月は、怒涛のように過ぎていった。私の手帳は予定とメモで真っ黒。しかし、日記帳は白紙のまま。余裕のないまま、私は毎日を多くのことを感じ考えて過ごしていた。

私の担当した「番組プロデューサー」というのは、スタジオの構成・撮影・編集と、各VTRとオープニング・エンディング・スタジオを番組として一本化するのが仕事である。各VTRの進行状態を把握するため、毎日のように編集室に通い、家に帰っても編集されたテープをモニターでチェックする生活になってしまった。

スタジオ撮影は、まず、キャスターにしゃべらせるコメントを考えるのだが、会話形式に書くことがとても難しかった。さらに、スタジオの雰囲気はどうすればよいのか、どこをスタジオに使おうか、バックの音楽は何を使うか、など課題は山積みであった。結局、スタジオ撮影は、Cスクエアの学食を使い、サンプル用に三回、第一回放送分用に四回も撮り直すはめになった。締め切りは容赦なく迫ってくるし、撮影は進まないし、正直言うと、途中で何度も泣きたくなった・・・。

私が、番組制作に悪戦苦闘しながら学んだこと。それは、番組制作のスキルだけではない。何度も先生からのダメ出しを受け、また、二ヶ月間一つのことに集中することで、精神的にとても強くなったと言い切ることが出来る。たくさんの方に番組を見ていただき、厳しい反応を返してもらうことが、一番嬉しいことだと感じるようになったのである。

さらに、仲間と一つのことに取り組むことで、自分がこの組織の中で何をすべきなのか、役割責任も考えるようになった。この二ヶ月間、何度となく自分の無力さを痛感した。しかし、その度に、自分を成長させるチャンスを得ることが出来たことを、とても幸せに思う。

私は、自分の感じたことや伝えたいことを表現するという作業に、以前よりも更に魅力を感じている。これからも少しずつでも成長し続け、継続させ、一人でも多くの人に「多摩探検隊」を見ていただけるよう、努めていきたいと思っている。

投稿者 webmaster : 2004年05月03日 11:38|

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